愛犬は家族の一員です。愛犬が人間のよきパートナーとして楽しい生活を送るにはしつけとスキンシップが大切です。
かわいい子犬をみれば飼いたくなる気持ちになりませんか。どんな人でも、愛くるしい子犬をみると、一度は飼ってみたくなるものです。しかし、可愛いからといって、衝動買いをしてはいけません。犬を飼うということは、10年以上も家族の一員として連れ添うことになりますので、途中で飽きてしまい世話も嫌になったり、おざなりになってしまっては困ります。
また、飼おうとする家族の中に犬の嫌いな人がいたり、反対の人がいたのでは後でいろいろな問題が起こりかねません。家族全員の同意が必要で、中でも家庭の中心である母親の負担が大きくなるので、母親の賛成が絶対条件です。よく話し合って協力体制をとることが重要です。家族でよく話し合、い全員の賛成で飼い始めることにしましょう。一度飼いはじめたら寿命を全うするま面倒を見ることが、子犬を飼うときの絶対のモラルです。
犬の世話には思いもよらず、けっこうな手間ひまがかかります。とくに遊びや運動は、犬とのスキンシップにはかかせません。遊びや運動が不十分だとストレスから精神的に落ち着きがなくなり、無駄吠えや騒いだりする犬になってしまいます。
愛犬の世話は、朝夕の散歩から食事の世話、、爪や体毛、ブラッシングなどの体調の管理、そしてお風呂などいろいろ考えると、一日2時間程度は愛犬の為に時間を割くことになります。日頃から家にいる時間の多い人が中心になりますので、家族で分担して協力していかなければうまくいきません。また、室内で飼うことができれば、愛犬と過ごす時間を長く取ってあげることができますので、しつけや健康管理にも役立ちますが、外飼いでは愛犬と触れあう時間も限られてしまうので、犬の体調の異常や変化などを見過ごさないようすることが重要です。
愛犬を家族の一員として、また人間のよきパートナーとして、楽しい生活を送るにはしつけが重要なポイントになってきます。しつけをしないでほったらかしでは、人間の手に負えない野生動物のようになってしまいます。愛犬を厳しくしつけるのはかわいそうという思いはしつけにとっては必要ないことです。しかし愛犬に対して、愛情のないしつけでは困りものです。飼い主の感情で、理由もなく怒鳴りつけたり、反対に気まぐれで溺愛のごとく可愛がってはしつけになりません。飼い主に対して、服従心のある犬に育てるためには、子犬の頃からしっかりしつけをすることが大事です。最低限、すわれ、まて、こい、ふせ、いけない、などは必ず教えましょう。これはしつけの基本ですが、愛情のこもったこの基本のしつけができれば飼い主がリーダーだと認識してくれ、通常の散歩や買い物に連れていっても困ることはありません。吠え癖や引っぱり癖がある犬は、この基本ができていない犬がほとんどです。
また、愛犬の子犬の時から、優しく語りかけたり、日頃からボール投げや棒切れを取りにいかせたりするスキンシップが重要です。スキンシップが不足してしまうと愛犬は飼い主を十分信頼してくれません。こういうスキンシップを通して、愛犬は服従心や持久力や快活さが養われていきます。子犬のときから成犬になっても、できるだけ多くの時間を愛犬と過ごしてあげれば、人間を信頼する性格の明るい犬に育ってくれ、主人の命令にもよく従うという家族と犬との理想的な信頼関係を作ることができます。かわいいかわいいといって溺愛するのではなく、スキンシップをとりながらも、しつけとしてほめるときはきちんとほめ、叱るときはくしっかり叱ることで、飼い主をリーダーと認めてくれる愛犬に育てましょう。